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[世界]
【ガートナー調査】
2006年の世界PDA市場、RIMが出荷台数でトップを堅持
(2007年02月07日)
米国ガートナーが2月6日に発表した調査リポートによると、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が2006年の世界PDA(携帯情報端末)市場で出荷台数1位の座を堅持した。
RIMは、2006年第4四半期(10-12月期)に180万台以上の「BlackBerry」端末を出荷。2006年のPDA出荷台数は前年比10%増の351万台となった。
ただし、10%という伸び率は、PDA市場全体での出荷台数の伸び(前年比18.4%増)よりも小さく、ライバルたちにも水をあけられている。例えば、ミオ・テクノロジーはGPS対応PDAの販売が好調で前年比112.1%増を記録し、シャープも「Sidekick」によって出荷台数が前年比で166.2%増加した。
これに対し、出荷台数が前年よりも減ったのはパームとヒューレット・パッカード(HP)の2社。パームは29%減、HPも24.1%減となった。
2006年の市場シェアに目を移すと、1位はRIMの19.8%で、以下、パーム(11.1%)、HP(9.7%)、ミオ(8.5%)、シャープ(8%)と続いている。RIMを除く4社は、いずれも140万〜190万台を出荷して接戦を演じている。
RIMの市場シェアは前年よりも低下した(前年は21.3%)。これは、RIMが「BlackBerry Pearl」の成功に導かれて製品構成をPDAからスマートフォンへと切り替えていることが理由だと、ガートナーのアナリストであるトッド・コート氏はリポートに記している。この傾向はRIM以外のPDAベンダーにも当てはまり、セルラー接続機能を搭載したPDAの比率は、2005年の47%から2006年は60%にまで上昇した。
ガートナーの定義によると、PDAとはデータ処理中心の端末で、音声通信機能を備えることもあるが、あくまでデータ処理のほうを第一の用途とするものを指している。また、PCとの間でファイルの同期をとる機能も備える。この定義に従えば、RIMの「BlackBerry 87xx」はPDAに含まれるが、「BlackBerry 81xx」やパームの「Treo 750」はPDAに含まれない。
一方、PDAのOS別シェアについては、マイクロソフトの「Windows CE」が56.1%でトップだった(前年は47.9%)。2位のRIM製OSは19.8%で(前年は21.3%)、Windows CEとの差はかなり大きい。また3位のPalm OSは11.7%で、2005年の19.8%から急落した。以下、Symbian(5.4%)、Linux(0.9%)と続いている。
(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)
- 米国ガートナー
- http://www.gartner.com/
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