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[米国]
モーション・コンピューティング、インテルと共同開発した医療機関向けタブレットPCを発表
(2007年02月21日)
米国モーション・コンピューティングは2月20日、医療機関向けのタブレットPC「Motion C5」を発表した。同社では、この端末を使うことで、医師や看護士が事務処理に費やす時間を1日最大60分削減できるとしている。
| 従来医療現場で利用されていたPCよりもコンパクト。ID認証も簡単に行えるという |
Motion C5は、インテルの「Core Solo」(1.20GHz)プロセッサを搭載したノートPC向けプラットフォーム「Centrino」を採用している。OSはWindows VistaとXPから選択可能で、重量は約3ポンド(1,360グラム)。IEEE 802.11の無線技術をはじめ、バーコード・スキャナやデジタル・カメラ、RFID(Radio Frequency Identification)リーダといった、医療業務に必要な主要機能がすべて搭載されている。また、医療機関向けならではの特徴として、消毒することも可能だという。
さらに、従来型のノートPCよりも携帯性にすぐれており、薬品ケースに表示されているバーコードや患者のリスト・バンドをバーコード・スキャナで読み込み、PCに保存されている患者のデータとその場で照合するといった使い方もできる。
同社では、いつでもLAN環境にアクセスできるMotion C5を医師や看護士が常時携帯すれば、事務処理に費やしていた時間を1日最大60分削減できるとしている。
同社のCEO(最高経営責任者)であるスコット・エッカート氏は、「事務処理に要する時間を削減できれば、医師や看護士はその分を診療に回すことができ、医療ミスも減らせるはずだ」と語る。
実は、Motion C5はモーション・コンピューティングとインテルの研究者が1年半をかけて共同開発した製品である。
今回、インテルはCentrinoプラットフォームの提供だけではなく、医療市場の調査やアプリケーションの技術開発などでも協力している。これは、インテルが今後プロセッサの大きな需要を見込める市場として、医療分野に注目していることが背景にある。
Motion C5は今年5月に世界25カ国で発売される予定で、価格は2,199ドルから。基本ユニットのバッテリ駆動時間は3〜4時間程度だが、より高性能なバッテリ、プロセッサ、ハードドライブを選択することも可能だ。
(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)
- 米国モーション・コンピューティング
- http://www.motioncomputing.com/
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