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[米国]
【フォレスター調査】
エンタープライズ・モビリティ市場、活発化は2013年以降
モバイル・ベンダーの統合/買収も加速
(2007年04月24日)
米国フォレスター・リサーチは4月23日、「エンタープライズ・モビリティ市場の進化」と題するリポートを発表した。
それによると、無線技術や同技術を利用したサービス/製品は今後6年間で飛躍的に進化するものの、企業が本格的にモバイル・ツールを利用するのは2013年以降になるという。
また同リポートでは、無線通信が可能な地域は、2008年末までに3G(第3世代)ネットワークによってさらに拡大すると予測している。
リポートを執筆したフォレスター・リサーチのアナリスト、マリベル・ロペス氏は、企業向けモバイル市場の動向について、「無線技術を提供するベンダーは、保健医療、運輸、公益事業などでの需要に対応するため、ターゲットを絞った技術開発に注力するだろう」としている。
しかし、大規模企業が本格的に無線技術を採用し、外回りの営業部員や製造現場の従業員に1台ずつモバイル・デバイスを支給するまでには、かなりの歳月を要するとロペス氏は指摘する。
「現時点では、無線技術にまったく関心のない企業や、投資対効果を十分に検討しないでやみくもに導入してしまう企業など、無線技術に対する企業のスタンスはばらばらだ。大規模企業が無線技術を自社のビジネスに本格的に導入/活用するのは、まだ先の話だろう」(ロペス氏)
一方、ロペス氏は、今後数年以内に、現在提供されている無線技術を利用した製品/サービスが統合され、大規模企業が本格的に導入を検討したくなるような“キラー・アプリ”が数多く登場するだろうと語る。
現在、大規模企業が無線技術の導入に二の足を踏んでいるのは、無線技術を利用した製品/サービスが多数の小規模ベンダーから提供されており、それらに互換性がないからだと言われている。
フォレスターでは、今後は従来型の有線技術と無線技術のサービスが統合し、顧客企業がネットワークに関する製品を一括して1社から購入できるよう、ベンダー間の買収や提携が進むだろうと予測している。
またロペス氏は、多くのエンタープライズ・アプリケーションがモバイル・デバイスからでも利用できるようになるには、数年かかると指摘する。
「無線技術を提供するネットワーク・ベンダーやモバイル・デバイスを提供するベンダー、さらにはソフトウェア・ベンダーまでもが、ビジネスに必要不可欠なツールをモバイル環境で利用できると大々的に宣伝している。しかし、企業側にはそれらの製品/サービスが魅力的に映っていない」(ロペス氏)
ロペス氏は、モバイル環境で稼働するソフトウェアの提供ベンダーが成功を収めるには、使い勝手に焦点を当て、より多くのモバイル・デバイスで利用できるようにする必要があると指摘する。
さらに、ミドルウェアについては、無線技術の採用に積極的な業種を見極め、同分野に特化した製品を開発することだとしている。
(マット・ハインズ/InfoWorld 米国版)
- 米国フォレスター・リサーチ
- http://www.forrester.com/
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