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[北米]
【フロスト&サリバン予測】
北米のパッシブRFIDタグ市場、2013年までに5億ドル規模に拡大へ
それでもタグ・ベンダーの期待値には届かず
(2007年05月15日)
米国のコンサルティング企業フロスト&サリバンの最新調査報告書によると、2006年時点で1億2,500万ドル規模だった北米のパッシブRFIDタグ市場は、2013年までにおよそ5億ドル規模へ拡大する見込みだ。とはいえ、これだけ需要が伸びたとしても、RFIDタグ・ベンダーが期待していたレベルには届かないと、同報告書では述べている。
同市場の拡大要因の1つはRFID技術の標準化にある。特に、「EPC(Electronic Product Code) Global Gen2」標準の策定が、同技術への信頼と投資意欲を助長していると、フロスト&サリバンは指摘している。
大手企業や政府機関が採用に積極的なことも、パッシブRFIDタグ市場の成長を促す要素の1つだ。ウォルマート・ストアーズに代表される大手小売企業や、国防総省などの政府組織は、サプライチェーンにおける物資の流れをすばやく把握できるように、商品にRFIDタグを付与することをサプライヤーに要請してきた。
一方、パッシブRFIDタグの販売が加速することを見込んだベンダーは、数年前から研究開発に力を入れるとともに製造ラインの強化を図り、サプライヤー向けの機器の提供に努めている。
もっとも、パッシブRFIDタグ市場は当初予測されていたレベルの規模に達しないと、フロスト&サリバンは報告書の中で述べている。
同社は、実際の予測が当初の期待値を下回る要因に関して、(1)サプライヤーがみずからの事業拡大や利益増進のためにRFIDを活用する道を模索するのではなく、企業や組織の要請に応じることのみを重視してきたこと、(2)RFIDベースのデータ取得システムを開発する技術的基盤が小規模なサプライヤーに欠如していること、(3)一般的に利幅が小さいため、RFIDの普及を歓迎していないサプライヤーが多いこと、の3点に言及している。
(マーク・ソンジニ/Computerworld オンライン米国版)
- 米国フロスト&サリバン
- http://www.frost.com/
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