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[米国]
マイクロソフトとシスコ、VoIPのためにICEサポートで連携
(2005年11月14日)
米国マイクロソフトと米国シスコシステムズは、複数のネットワーク・アドレス変換機構(NAT)にまたがる通信のためのプロトコルのサポートで手を結んだ。両社はそれが、企業におけるVoIP(Voice over IP)技術の普及促進に役立つと考えている。
両社は11月10日、マイクロソフトのソフトウェアに「Interactive Connectivity Establishment(ICE)」方法論を加えるために協力すると発表した。ICEは、NAT対応ネットワーク上の機器とネットワーク外の機器の間でVoIPトラフィックをやり取りできるようにするフレームワークの、業界標準案の1つである。
NATは、1つのネットワーク内を発信元とする通信だけに内部ネットワーク・サーバ上での実行を許し、外部のクライアントがネットワークにアクセスできないようにすることによってネットワークを守る。これは、ネットワークを無用な侵入から守るが、ネットワーク外から着信するVoIP通話がネットワーク内のデバイスに接続するのも阻止してしまう。
このためNATは、企業が自社のネットワーク・ユーザーのためにVoIPを利用できるようにする際の大きな障害になっている、とマイクロソフトのオフィス・リアルタイム・コラボレーション・グループのコーポレート副社長、ガーディープ・シン・パール氏は、報道機関向け声明で語った。マイクロソフトとシスコは、VoIP通話を行う機器が、NATに守られたネットワーク同士の間で相互運用を持つようにするため、パートナーにICEの利用を促していくと述べている。
IETFのMultiparty Mulimedia Session Controlワーキング・グループで、ICEの標準化プロセスが進められている。IETFのWebサイト上の情報によると、ICEは、Stun(Simple Traversal of UDP through NAT)、TURN(Traversal Using Relay NAT)、RSIP(Realm Specific IP)などの各種ネットワーク・アクセス・プロトコルを統合したもの。ネットワーク上の機器がどのように接続されているかを判別して、VoIP通話がNATを通り抜ける方法を見つけられるようにするという。
(Originally reported by Elizabeth Montalbano, IDG News Service 11/10/2005)
(IDG News Service)



