【 ここから本文 】

セキュリティ・マネジメント

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Choix!にブックマーク イザ!ブックマーク
print 印刷用ページの表示



[米国]
モジラのCEO、Windows版「Apple Software Update」の方針を痛烈批判

「iTunesとの“抱き合わせ”のようなSafariの配布は、ユーザーとの信頼関係を損なう」

(2008年03月24日)

「QuickTime最新版といっしょにSafariはいかがですか?」――Lilly氏は、「インストール」のチェック・ボックスがデフォルトで「オン」になっていることを問題視している

 米国Appleは先週、同社のWebブラウザの新バージョン「Safari 3.1」(Mac版/Windows版)をリリースした。併せて同社はWindowsユーザーに対し、「Apple Software Update」を通じて、現在Safariをインストールしていないユーザーに対しても、Safariをインストールさせるような方針をとっている。

 Appleのこうした姿勢に対し、米国MozillaでCEOを務めるジョン・リリー(John Lilly)氏は3月21日、自身のブログにおいて、「Appleは間違っている。Safariを利用していないユーザーにもSafariをインストールさせようというAppleの方針は、顧客と企業の信頼関係を損ねるものだ」と、痛烈に批判した。

 同氏が問題視しているのは、「iTunes」と「QuickTime」を利用しているWindowsユーザーが、これらのアプリケーションを「Apple Software Update」を利用してアップデートする際に、「Safari」もインストール項目に挙げられることである。しかも、「Safariをインストールする」のチェック・ボックスは、デフォルトでは「オン」になっている。

 現在、多くのWindowsユーザーが、iPod/iTunesを利用している。iTunesと“抱き合わせ”でSafariを配布すれば、Safariの普及(利用されるかどうかは別問題として)に貢献することになる。

 Lilly氏はブログのなかで、「問題なのは、Apple Software UpdateのSafariをインストールするチェック・ボックスが、デフォルトで『オン』になっていることだ。多くのソフトウェア・ベンダーが実施している自社製品のアップデートは、ユーザーとの信頼関係の上に成り立っている。そのため、ユーザーは(アップデートは有益であると認識しているので)安易に『インストールする』をクリックする。しかし、今回のAppleの方針では、ユーザーは自らが望んでいないにもかかわらず、気がつかないうちにSafariをインストールしていたことになる」と述べている。

 Lilly氏は、「こうした方針は、マルウェアの配布方針と大差ない」と批判したうえで、「今回Appleが行っていることは、Apple一社だけの問題ではなく、Web全体の安全性を失墜させるものだ」と指摘している。

(Jim Dalrymple/Macworld.com)




関連記事

▲ページの先頭へ戻る


セキュリティ・インサイト

既存メール環境の変更なしに導入可能な“透過型”スパム対策アプローチの実力

CATV統括運営会社に見る「マトリックススキャンAPEX」導入事例

McAfee SafeBootでの実績を土台にマカフィー製品を本格展開するマクニカネットワークス

マカフィーによる旧セーフブート社買収のシナジー効果を存分に生かす

企業の成長をサポートするサンのセキュリティソリューション

ビジネスのパフォーマンスは安全で積極的な情報活用から

企業に「安心・安全」を供給する日立ソフトの情報セキュリティ

「秘文」から「WriteShield」まで、一貫する情報セキュリティコンセプトとは

ビジネスを活性化するNECソフトのコミュニケーションセキュリティ

情報の堅ろうな保護と自由な共有を同時に実現

拡大するバラクーダネットワークスのセキュリティアプライアンス戦略

スパムメール対策からロードバランサ、Webアプリケーション保護まで

特別企画

配布文書の動的統制で情報セキュリティのあり方を変える

自由な情報デリバリーと強固な情報漏洩対策の両立に向けて

イベント/セミナー情報

「ビジネス・コミュニケーション進化論」

〜企業の壁を超えた情報連携で業務革新に挑む〜

【会期】
2008年5月27日(火)
13:30(受付開始13:00)
【会場】
ゲートシティホール(大崎)
【共催】
株式会社IDGジャパン
アドビ システムズ 株式会社
【参加費】
無料(事前登録制)

イベントの詳細はこちら

キャッチアップ

情報漏洩に備える――ダメージを抑えるための心得7カ条

セキュリティ責任者が実践すべきこと、すべきでないこと

データ漏洩・盗難対策を“完璧”に近づける「マルチレベル暗号化」のすすめ

ライフサイクル全般にわたるデータ保護を実現する

エンタープライズ・データを守れ

担当者が負担に押しつぶされず、企業にとって価値のある情報を保護するために

ソーシャル・メディアのセキュリティ・リスク

ブログ、Wiki、SNS、ビデオ共有……便利だが危険と隣り合わせのWeb 2.0

セキュリティもオープンソースで!

データセンターでもオープンソースの導入が進行中

キーパーソン

ブルース・シュナイアー氏が語る「セキュリティ・シアター」の功罪

実際のリスクとのずれを生む一方で、過度の恐怖を軽減する効果もあり

「ITリスク管理の高度な専門性」が好調の要因――シマンテック幹部

グローバルサービス部門のヒューズ氏に聞く同社の取り組みと今日のセキュリティ問題

マカフィーにとって「マイクロソフトは味方、シマンテックは敵」

エンタープライズ市場に注力するマカフィーの新CEOが言明

マイクロソフトはもはや“セキュリティ後進企業”ではない!

「TwC(信頼できるコンピューティング)」担当副社長、セキュリティ強化戦略の“今”を語る

シマンテックのCEO、セキュリティ技術/市場の未来を示す

「いま、セキュリティのパラダイム・シフトが起きている」

プルーフポイント幹部が語るメール・セキュリティ領域での仮想化活用

「スパム、ウイルス/ワーム対策の仮想アプライアンスが今年後半から伸びる」

セキュリティ連載

エンドポイント・セキュリティ対策の勘所(全2回)

クライアント環境を襲う各種の脅威に立ち向かう

情報漏洩100%対策(全7回)

あらゆるリスク、ケースを徹底検証

トレンド・ウォッチ

欧州評議会とISP、サイバー犯罪捜査で協力へ

警察が捜査データを適切に入手するためのガイドラインの草案が完成(2008年04月02日)

ハッキング・コンテストでMacとVistaは陥落――Linuxだけが無傷

「Linuxにだれも侵入できなかったのには驚いた」(2008年03月31日)

iPhoneをハッキングした研究者、MacBook Airも2分で攻略

「Safari」のセキュリティ・ホールが“勝因”か(2008年03月28日)

Web 2.0のセキュリティ懸念を考慮したアクセス管理が急務に

時代に合った電子技術利用ポリシーが必要(2008年03月13日)

昨年12月に蔓延したrootkitはきわめて悪質――F-Secureが注意を呼びかけ

その名は「Mebroot」。検出困難で「打つ手立てなし」(2008年03月05日)

FBI、バレンタイン・メールを装った“Stormメール”に異例の警鐘

セキュリティ・ベンダーも指摘、「Falling in Love with You」には要注意(2008年02月14日)

2007年4Qのスパム中継国ランキング、ロシアが2位に急浮上

専門家は「ボットに感染したPCの存在が大きい」と指摘(2008年02月13日)

2009年度米国予算案、情報セキュリティに73億ドルを計上

国家情報長官、「ロシアや中国は米国のインフラをストップさせる技術力がある」と警鐘(2008年02月08日)

RealPlayerは「バッドウェア」――米国の消費者保護団体が認定

アドウェアなどが適切な告知なしにインストールされる点を非難(2008年02月05日)

詳細非公開の「Adobe Reader」セキュリティ・アップデートに疑問の声

Adobeは脆弱性情報を明らかにせず(2008年02月07日)

Google、企業向けメッセージング・セキュリティ・サービスを年額3ドルから提供

買収したPostiniのサービスを再編、中小企業への訴求力を強める(2008年02月06日)

Microsoft、データ実行防止技術を推進する新APIを提供

Vista SP1、XP SP3、Windows Server 2008に搭載へ(2008年02月01日)

Wordを利用した新種のウイルス攻撃が発覚

チベット関連ニュースを装い、トロイの木馬を仕込む(2008年01月30日)

悪質サイトの半数が乗っ取ったURLで運営――Websenseが指摘

前回調査の30%台半ばから大幅に増加(2008年01月24日)

Weekly Ranking

集計期間:05/09〜05/15



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国