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[米国]
シマンテック、Windows XP SP3導入時トラブルの回避策を説明
「SymProtect」の無効化の呼びかけと、不正なレジストリを削除するツールを準備中
(2008年05月28日)
Windows XP Service Pack 3(SP3)をインストールしたPCの一部で発生しているレジストリ破損問題をめぐり、米国Symantecは、同社のコンシューマー向けセキュリティ製品「Norton」シリーズのユーザーに対し、XP SP3の導入時には同社製ソフトウェアの「SymProtect」機能を無効にするよう呼びかけている。
この件について、Symantecのシニア・マネジャー、リース・アンシュルツ(Reese Anschultz)氏は、同社の製品サポート・フォーラムへの投稿で次のように説明し、「Norton Internet Security」「Norton AntiVirus」「Norton 360」など、各種のNorton製品でSymProtect機能を無効にする方法を具体的に説明している。
| Symantecは、Windows XP SP3導入時トラブルの回避策として、Nortonセキュリティ・ソフトウェアの「SymProtect」機能を無効にするよう呼びかけている |
「XP SP3を導入することで、既存のレジストリ・キーに不要なレジストリ・キーが追加されるケースを多数のテストで再現した結果、SymProtect機能が関係していることが確認された。ただし、この問題はSymantecの顧客に限定されるものではない」(Anschultz氏)
Symantecによると、SymProtectはセキュリティ・ソフトウェアをマルウェアの攻撃から保護するための技術という。Anschultz氏は23日には、XP SP3へのアップグレードに伴いWindowsレジストリに不要な(ときには膨大な量の)エントリが追加される問題について、「Symantecはまだ理由を特定できておらず、調査を続行中だ」と説明していた。
Windows XP SP3をめぐっては、MicrosoftがWindows Updateサービスを介してこのアップデートをリリースし、数時間もしないうちから、デバイス・マネジャに何も表示されなくなったり、ネットワーク接続が削除されたりといった問題が報告され始め、多くのユーザーはその原因として「$%&」などの文字から始まる不正なレジストリ・キーの存在を指摘していた。
Symantecは、この問題の原因が同社にあるとの指摘を繰り返し否定し、一方のMicrosoftもコメントを拒否していたが、Symantecは先週、XP SP3のアップグレード・パッケージに含まれる「fixccs.exe」と呼ばれるファイルとこの問題との関連性を突き止めたと発表した。
だが、Symantecの広報担当者は5月27日、「この問題にはfixccs.exeファイルとSymantecのSymProtect機能の両方が影響している」として、次のように説明している。
「fixccs.exeファイルはSP3の導入時にレジストリ・キーを追加し、さらにそれを削除しようとする。一方、SymProtectはレジストリ・キーへの変更を阻止しようとする。つまり、SymProtectはfixccs.exeによって追加されたキーの削除を阻止しようとする」(Symantecの広報担当者)
ただし、Symantecはデバイス・マネージャに何も表示されない件については、「自社のソフトウェアに特有の問題ではない」との主張を曲げておらず、広報担当者は「この問題についてはSymantec製品を使っていないユーザーからも数多く報告されている」と述べた。
Symantecは先週、不要なレジストリ・エントリを削除するためのスタンドアロン型のツールを開発中であり、早急に公開したい考えであることを明らかにしている。5月27日の時点では、このツールはまだリリースされていない。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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