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[米国]
Windows XP SP3のレジストリ破損問題、シマンテックが対応ソフトをリリース
「Nortonの一部機能も原因」と責任の一部を認める
(2008年06月09日)
米国Symantecは6月5日、無料のレジストリ・クリーンアップ・ツール「SymRegFix」のダウンロード提供を開始した。同社のセキュリティ・ソフトウェアが導入されたPCをWindows XP Service Pack 3(SP3)またはVista SP1にアップグレードすると、レジストリに不正なエントリが大量に追加される場合があり、SymRegFixはこれらのエントリを削除する。
約2週間前、Windows XP SP3にアップグレードしたSymantec製品のユーザーから、「Windowsのデバイス・マネージャに何も表示されなくなった」「ネットワーク接続が削除された」「レジストリに大量の不正エントリが追加された」といった問題が報告されたのを受け、SymantecはSymRegFixの提供を約束していた。
| Symantecは自社のWebサイト上で「SymRegFix」のダウンロード提供を開始している |
Symantecは当初、これらの問題の原因はMicrosoftにあるとしていたが、後に責任の一部を認めた。Symantecは先週、SP3のインストール・プロセスと、Nortonが提供するSymProtect機能の両方が、レジストリへの不正エントリ追加の原因になっていると説明し、SP3の導入前にSymProtect機能を無効にするよう呼びかけている。
SymProtect機能は、Symantecのセキュリティ・ソフトウェアをマルウェアの攻撃から保護するもので、レジストリの不正な変更を防止する機能を持つ。
Symantecのシニア・マネジャー、リース・アンシュルツ(Reese Anschultz)氏は5日、同社のサポート・フォーラムでSymRegFixの配布開始を発表した。
このフォーラムで一部のユーザーが、SymRegFixでは不正なレジストリ・キーを完全には削除できないと指摘したのに対し、Symantecのスティーブ・ダン(Steve Dang)氏は、「削除されないエントリは、MicrosoftのFixccs.exeが作成したものかもしれない」と述べた。
そもそもSymantecは、MicrosoftのFixccs.exeに問題の原因があるとの見方を示していた(関連記事)。また、レジストリ変更を監視する同社製以外のセキュリティ・ソフトウェアも、レジストリ破損の原因になりうるとも主張していた。だが、そうした事例は、Microsoftのサポート・フォーラムに今のところほとんど報告されていない。
Symantecは今回、同社のLiveUpdateサービスを通じて、レジストリ破損の発生を防ぐ修正パッチの配布も開始した。ただし、このパッチを利用するには、Windows XP SP3やVista SP1にアップグレードする前に、同社のセキュリティ・ソフトウェア内からLiveUpdateを実行してこのパッチをインストールし、PCを再起動する必要がある。
(Gregg Keizer/Computerworldオンライン米国版)
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