【 ここから本文 】
セキュリティ・マネジメント
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
国際宇宙ステーションのノートPCがマルウェアに感染――NASAが公表
「業務への影響は特になし」と広報担当者
(2008年09月02日)
米国航空宇宙局(NASA)は先ごろ、米国とロシアが共同で運営している国際宇宙ステーション内で使用しているノートPCがマルウェアに感染していることを公式に認めた。
| NASAのWebサイト内の国際宇宙ステーション関連の情報ページ |
NASAの広報担当者は、今年7月25日に同ノートPC搭載のウイルス対策ソフトウェアがマルウェアを発見したと述べただけで、マルウェアの種類などについては明らかにしなかった。なお、宇宙関連情報専門ニュース・サイト「SpaceRef.com」は先週、このマルウェア・コードが「W32.Gammima.AG」であると指摘していた。
NASAの広報担当者によると、このマルウェアが宇宙ステーションとその乗組員に脅威を与えることはなかったという。「指揮管理やオペレーション用のコンピュータに対する脅威も一切なかった」と同氏。
マルウェアがコンピュータにインストールされた経緯などは明らかにしなかったが、NASAのWebサイトに投函された宇宙ステーションの日誌では、デジタルカメラのストレージ・カードが原因と疑われている。
NASAの広報担当者は、宇宙ステーションのコンピュータにマルウェアが感染した例がほかにもう1件あったことも認めており、「最初の感染がいつだったかはわからないが、宇宙ステーションが軌道を回り始めてから今年11月で10年になる」と語っている。
マルウェアが発見されたという事実は、国際宇宙ステーションの指揮官、セルゲイ・ボルコフ(Sergey Volkov)氏が8月11日にポストした日誌で初めて明らかになった。日誌によると、米国Symantecのウイルス対策ソフトウェア「Norton AntiVirus」を使ってデジタルカメラのフラッシュカードをウイルス・チェックしたところ、マルウェアが見つかったという。
ボルコフ氏は、それから1週間ほどたった8月21日の日誌でも、他のノートPCのハードディスクなどをスキャンした際、マルウェアを発見したと報告している。
米国Sophosのコンサルタント、グラハム・クルーリー(Graham Cluley)氏は、「W32.Gammima.AGは、主にコンピュータ・ゲームのユーザー名とパスワードを盗み出すために設計されたマルウェアだが、宇宙飛行士たちがゲームをする時間はほとんどないだろう」と述べている。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
[米国]日立データシステム、NASAの気象データ・システムにストレージ製品を提供

アーカイブ・データを高速に読み出し、オゾン層や気候変動の研究をサポート
[米国]米国下院委員会、政府のテロ対策情報システムの問題点を指摘
基本的なブール検索さえ処理できない
巧妙化が極まるクラッキング、増え続ける攻撃の手口
[米国]【TechFest 2008】仮想的な宇宙地図作りで、MicrosoftがNASAらと協業
「多様な研究に取り組むMicrosoft」をアピール























![サイバー・セキュリティ[罪と罰]](/images/_main/200805/SI-107409.jpg)


