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[英国]
ロンドン証券取引所のシステムが接続障害でまたダウン
相次ぐトラブルに顧客の不満が高まる
(2009年11月27日)
英国ロンドン証券取引所(LSE)は11月26日、ここ1年強で4度目となる大規模な技術障害で電子取引を停止した。
今回の障害は、LSEの取引プラットフォーム「TradElect」を使おうとした顧客との「接続問題」が断続的に発生したというもの。この1年、取引参加者は相次ぐトラブルに見舞われて不満を募らせている。
LSEの広報担当者は、何が起こったのか、どのような対処がなされているのかについて、技術的な詳しい説明の提供を固く拒否し、問題を調査しているとだけ語った。
障害は26日午前9時30分に表面化した。LSEは午前10時33分に通常取引を停止し、すべての株式取引を競売方式とした。これは、取引が合意されても、同日の遅い時間まで執行されないことを意味する。
トラブル続きのTradElectは、2008年に米国Accentureによってアップグレードされた。アップグレード費用は4,000万ポンドだった。.NETアーキテクチャに基づくこのプラットフォームは、HPのProLiantサーバ上で稼働しており、Ciscoのネットワーク技術と組み合わせて利用されている。
TradElectは2010年末に、LSEが先ごろ買収したスリランカのMillenniumITのオープンソース・ソフトウェアに置き換えられることになっている。TradElectのメッセージング速度は、ライバルの「Chi-X」と比べて5倍遅いと報じられている。
LSEは25日、ほとんど見限っているこのプラットフォームに6カ月間で2,040万ポンドの費用を投じると発表したばかり。この費用は、処理速度のスピードアップ、メッセージング時間の2ミリ秒未満への短縮、LSEの会計処理における同プラットフォームの償却前倒しのために使われる。
TradElectでは2週間前もトラブルが発生している。このときはサーバ・ソフトウェアの不具合(詳細は未公表)を受け、LSEは243の機関の取り引きを数時間停止した。
LSEは1カ月前も、FTSE 100指数に含まれる株式の多くについて取り引きを一時停止した。LSEは、一部の顧客による特定株式の注文入力方法に問題があったため、LSEのシステムに無効なデータが発生したと説明し、このトラブルの原因はLSEの技術ではないと強調した。
また、2008年9月には、「ソフトウェアの動作の連携」(詳細は未公表)に起因する大規模な技術障害が発生し、取り引きが7時間停止した。
(Leo King/Computerworld英国版)
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