THE NETWORK ROADMAP 2008 FALL 2008年9月10日 開催




【 ここから本文 】

セキュリティ・マネジメント

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示



[国内]
シマンテック、AntiVirusの後継製品「Endpoint Protection」を発表

ウイルス/スパイウェア対策のほか複数のエンドポイント・セキュリティ機能を統合

(2007年07月20日)

Endpoint Protection 11.0では複数のエンドポイント・セキュリティ機能が統合されているが、メモリ消費量は旧製品を複数同時に利用するよりも低く抑えられるという

 シマンテックは7月19日、企業向けセキュリティ対策ソフトウェア「AntiVirus Corporate Edition 10.x」の後継製品となるエンドポイント・セキュリティ製品「Symantec Endpoint Protection 11.0」を発表した。10月から出荷開始される予定。

 同製品は、AntiVirusで提供されていたウイルス/スパイウェア対策機能のほか、ファイアウォール、IPS(侵入防止システム)、外部デバイス接続制御といった複数のエンドポイント・セキュリティ機能が統合されている。主要機能の「ウイルス/スパイウェア対策機能」「プロアクティブな脅威防御機能」「ネットワーク脅威防御機能」「ネットワーク・アクセス・コントロール機能(別売り)」はそれぞれモジュール形式で分割されており、管理者が必要な機能をオン/オフするだけで利用環境を整えることができる。

 Endpoint Protection 11.0では、ウイルス/スパイウェア対策用のスキャン・エンジンに「Veritas Mapping Service(VxMS)」のダイレクト・ボリューム・アクセス技術を用いている。データをスキャンする際に利用するOSカーネルのI/Oを迂回(バイパス)し、直接ディスク上のデータ構造をチェックして修復を行うため、近年増加しているrootkitやそのテクニックを用いたステルス型のマルウェアも検出することが可能となっている。

Endpoint Protection 11.0の主要機能はモジュール形式で4つに分割されており、必要な機能をオン/オフするだけで利用環境を整えることができる

 また、プログラムのふるまいを監視するビヘイビア(挙動)ベースのアルゴリズムによって未知の脅威(ゼロデイ攻撃)を検出するスキャン機能を装備。これにより、定義ファイルなどのシグネチャでは検出することが難しい未知のマルウェアも高い精度で検出できるという。

 ほかにも、USBデバイス、CD、プリンタといった一般的な外部デバイスの接続を制御し、機密データの持ち出しを未然に防ぐポリシー・ベースのPC制御機能を備えるほか、個人でインストールされたP2PやIMなどの通信を禁止し、情報漏洩のリスクを抑制するアプリケーション制御機能が提供される。

 一方、オプション・モジュールとして、ネットワーク・アクセス制御ツールの次期バージョン「Symantec Network Access Control 11.0(開発コード名:Hamlet)」が10月にリリースされる予定。同ツールはEndpoint Protection 11.0と緊密に連携し、エンドポイントの現状把握と評価、適切なネットワーク・アクセスの確保をサポートする。また、あらかじめ設定したポリシーに適合しないアクセスを自動修復し、要件に適合するようになるまでネットワークへのアクセスを拒否するといった制御が行えるという。

シマンテック 代表取締役社長 木村裕之氏

 シマンテック代表取締役社長の木村裕之は、発表に際し、「企業を取り巻くセキュリティの脅威が、従来のような無差別攻撃から、機密情報の不正取得を目的とした集中的な攻撃へと変容するなか、従来のウイルス・スキャンを中心とした対策だけでは対応不能となりつつある。Endpoint Protectionは、より高度な防御機能とポリシーを順守させる仕組みを組み合わせたエンドポイント・セキュリティの新標準として送り出す戦略的製品。今後はパートナー各社と連携しながら、エンドポイント・セキュリティとコンプライアンスの両輪で新しいソリューションを市場に展開していく」と抱負を述べた。

(大川 亮/Computerworld)




関連記事

▲ページの先頭へ戻る


ホワイトペーパー

インフォリスクマネージのマネージドホスティング導入事例

「2カ月以内に3社のシステム統合を完遂せよ」――難題に応えたのはマネージドホスティング

“ビジネス変化への俊敏な対応”を地で行ったユーザー事例に学ぶ

プロダクト・フォーカス

日立製作所

データを安全に長期保管し、さらなる活用を促す――日立の「Hitachi Content Archive Platform」

コンプライアンス/内部統制時代のニーズに応えるコンテンツ・アーカイブ・ストレージ

セキュリティ・インサイト

既存メール環境の変更なしに導入可能な“透過型”スパム対策アプローチの実力

CATV統括運営会社に見る「マトリックススキャンAPEX」導入事例

McAfee SafeBootでの実績を土台にマカフィー製品を本格展開するマクニカネットワークス

マカフィーによる旧セーフブート社買収のシナジー効果を存分に生かす

企業の成長をサポートするサンのセキュリティソリューション

ビジネスのパフォーマンスは安全で積極的な情報活用から

企業に「安心・安全」を供給する日立ソフトの情報セキュリティ

「秘文」から「WriteShield」まで、一貫する情報セキュリティコンセプトとは

ビジネスを活性化するNECソフトのコミュニケーションセキュリティ

情報の堅ろうな保護と自由な共有を同時に実現

拡大するバラクーダネットワークスのセキュリティアプライアンス戦略

スパムメール対策からロードバランサ、Webアプリケーション保護まで

特別企画

配布文書の動的統制で情報セキュリティのあり方を変える

自由な情報デリバリーと強固な情報漏洩対策の両立に向けて

キャッチアップ

「Google Gadgetsを悪用すれば、マルウェアを強制インストールできる」――専門家が警鐘

パスワードの盗難や検索履歴が読み取られるおそれも

iPhone 3Gはビジネスでは使えない?――アナリストらがセキュリティ面を懸念

「ファイアウォールにも暗号化機能にも対応していない」

社員のアクセス管理は「無法状態」――組織の分散化が原因?

「アクセス権に関する責任の所在は特定が困難で、検討機会もない」

Windows Vistaのセキュリティを検証する

UAC、BitLockerなど主要強化点の実用度をチェック

情報漏洩に備える――ダメージを抑えるための心得7カ条

セキュリティ責任者が実践すべきこと、すべきでないこと

定番化した「画像スパム」と迷惑メールの最新の手口

風説の流布による株価操作といった犯罪化が顕著な傾向

データ漏洩・盗難対策を“完璧”に近づける「マルチレベル暗号化」のすすめ

ライフサイクル全般にわたるデータ保護を実現する

ソーシャル・メディアのセキュリティ・リスク

ブログ、Wiki、SNS、ビデオ共有……便利だが危険と隣り合わせのWeb 2.0

セキュリティもオープンソースで!

データセンターでもオープンソースの導入が進行中

キーパーソン

「データ・シャッフリング」とは何か――開発者が説く新データ・マスキング技術

実際のリスクとのずれを生む一方で、過度の恐怖を軽減する効果もあり

トレンドマイクロCEOのチェン氏、渦中の対バラクーダ訴訟について弁明

実際のリスクとのずれを生む一方で、過度の恐怖を軽減する効果もあり

ブルース・シュナイアー氏が語る「セキュリティ・シアター」の功罪

実際のリスクとのずれを生む一方で、過度の恐怖を軽減する効果もあり

「アイデンティティ/アクセス管理(IAM)は“焦らず、あきらめず”」――CAのガーディナー氏

CA幹部が語る、IAMプロジェクトの“正しい”進め方

「ITリスク管理の高度な専門性」が好調の要因――シマンテック幹部

グローバルサービス部門のヒューズ氏に聞く同社の取り組みと今日のセキュリティ問題

マカフィーにとって「マイクロソフトは味方、シマンテックは敵」

エンタープライズ市場に注力するマカフィーの新CEOが言明

マイクロソフトはもはや“セキュリティ後進企業”ではない!

「TwC(信頼できるコンピューティング)」担当副社長、セキュリティ強化戦略の“今”を語る

シマンテックのCEO、セキュリティ技術/市場の未来を示す

「いま、セキュリティのパラダイム・シフトが起きている」

プルーフポイント幹部が語るメール・セキュリティ領域での仮想化活用

「スパム、ウイルス/ワーム対策の仮想アプライアンスが今年後半から伸びる」

セキュリティ連載

サイバー・セキュリティ[罪と罰](全4回)

最新クラッキングの脅威を知り、みずからの身を守る

エンドポイント・セキュリティ対策の勘所(全2回)

クライアント環境を襲う各種の脅威に立ち向かう

情報漏洩100%対策(全7回)

あらゆるリスク、ケースを徹底検証

プロアクティブ・セキュリティ(全14回)

見えない敵に先手を打つ

Weekly Ranking

集計期間:09/01〜09/07



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国