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セキュリティ・マネジメント

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[米国]
シマンテック、情報漏洩防止ソフト大手のボンツを買収へ

買収総額は3億〜3億5,000万ドルで、今週にも発表予定

(2007年10月15日)

 米国シマンテックは、情報漏洩防止(DLP:Data Leakage Prevention、またはData Loss Prevention)ソフトウェア・ベンダーである米国ボンツの買収を計画している。DLPは、企業内ネットワークでやり取りされる機密情報の流れを管理することで情報漏洩を防止するソフトであり、ボンツはDLPを専業とする、この分野の大手ベンダーである。

 InfoWorld米国版が複数の業界情報筋に確認したところによれば、シマンテックは今週にもボンツの買収を発表する予定だという。これにより、昨年から進んでいるDLPベンダーの再編がいっそう加速することになる。

 シマンテックはボンツを買収することで、成長著しいDLP分野で確固とした地盤を構築するねらいがある。また、すでに両社はOEMで業務提携しており、シマンテックがボンツのDLP製品のマーケティングを行っている。

 株式非公開企業であるボンツに対し、シマンテックからは3億〜3億5,000万ドルの買収額が提示されているもようだ。一部の業界アナリストは、ボンツの年間売上高を、およそ3,000万ドルと見積もっている。

 今回、シマンテック側にもボンツ買収についてのコメントを求めたが、これまでのところ回答は得られていない。

 もともとDLPは、従業員/ビジネス・パートナー/未知のマルウェアなどにより、顧客情報や厳重に保護されている知的財産といった重要なデータが漏洩する「インサイダーの脅威」に対処する、数少ないツールとして登場した。

 当初はニッチ製品だったDLPだが、コンプライアンス(法令順守)に対する意識の高まりや、社会的に注目を集めた情報漏洩事件など、DLP市場を動かすさまざまな要因に促され、現在では40社にも及ぶベンダーがDLPに関心を示すようになっている。特に、さまざまな法規制の影響を受ける金融サービス分野などの大企業でDLP需要が拡大しており、ベンダー各社もビジネスにつなげようと動きを活発化してきている。

 DLPベンダーの再編では、昨年12月に米国ウェブセンスが米国ポートオーソリティ・テクノロジーズの買収を発表している。また、今年10月8日には、シマンテックにとって最大のライバルであるマカフィーが、暗号化とデバイス・アクセス管理技術の専門ベンダーであるセーフブートを3億5,000万ドルで買収することを発表した。

 観測筋は、マカフィーがDLP市場での地位をさらに強化するためにセーフブートを買収したと見ている。なお、マカフィーは、昨年10月に2,000万ドルでイスラエルのDLPベンダー、オニグマを買収し、DLP市場に参入している。

(マット・ハインズ/InfoWorld オンライン米国版)




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