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[米国]
【RSA Conference 2008】
マイクロソフト、“Stirling”こと次期Forefrontのベータ版を公開
企業向けセキュリティ製品群の次期版がパブリック・テストを開始
(2008年04月10日)
米国Microsoftは4月8日、企業向け統合セキュリティ製品群「Forefront」の次期版(開発コード名:Stirling)のパブリック・ベータをリリースした。Forefrontは、クライアント/サーバ/ネットワーク境界のセキュリティを一元管理するソフトウェア群で、Stirlingとしては今回が初のパブリック・テストとなる。
Stirling初のパブリック・ベータ版は、米国サンフランシスコで開催中の「RSA Conference 2008」(4月7日〜11日)に合わせてリリースされた。ベータ・テスト参加者は、集中管理コンソールのほか、クライアント/サーバ/ネットワーク境界に対応する各種Forefront製品(Client Security、Security for Exchange Server、Security for SharePoint、Internet Security and Acceleration Server、Intelligent Application Gateway)の限定版(一部の機能が搭載されていない)にアクセスすることができる。
Microsoftでは、2009年上半期に予定されているStirling正式版リリースの前に、もう一度ベータ版を出す考えだ。同社セキュリティ/アクセス・チームで製品管理担当ディレクターを務めるポール・ブライアン(Paul Bryan)氏によると、次のベータ版ではすべてのForefrontが新バージョンとなり、Stirlingの集中管理コンソールと完全に機能統合される予定だという。
Bryan氏は、Stirlingの特徴の1つとして「ダイナミック・レスポンス」を挙げている。「Stirlingによって複数の製品を集中管理することで、使える機能が増える。例えばダイナミック・レスポンスは、包括的に調整された形でシステムを保護するのに役立つ。個々の要素が互いに通信し合い、新たなタイプの脅威にもすばやく対応できる」(Bryan氏)
なお、Forefront製品ラインのうち、Internet Security and Acceleration Server(ISA)は「Forefront Threat Management Gateway」に改称される予定だ。また、Microsoftが2006年に買収した米国Whale CommunicationsのIntelligent Application GatewayもForefrontブランドの下に統一される。
Intelligent Application Gatewayの新名称については明らかになっていない。ただ、メディア向けのプレゼンテーションで使用されたStirlingを含むForefrontアーキテクチャ図には、ISAすなわちThreat Management Gatewayの一部としてリモート・アクセス機能が示されていた。このことは、ISAとIntelligent Application Gatewayの統合を示唆している。
また、このプレゼンテーション資料によると、Forefront Client Securityには、アンチマルウェアやホスト・ファイアウォール、NAP(ネットワーク・アクセス保護)との統合機能などが盛り込まれる。さらにSecurity for ExchangeとSecurity for SharePointにも、それぞれのプラットフォームに対応する保護機能に加え、コンテンツ・フィルタリング機能が搭載される予定だ。一方、ISA(Threat Management Gateway)には、ファイアウォール、Webアンチウィルス、リモート・アクセス機能が搭載される。
Microsoftとしては、Forefront製品ラインを、他の製品/サービスと関連づけたい意向のようだ。他の製品/サービスとは、例えばADFS(Active Directory Federation Services)やRMS(Rights Management Services)などのプラットフォーム・サービス、「System Center Configuration Manager」や「同Operations Manager」などの管理ツールである。
ちなみにStirlingでは、System Center Operations Managerを使ってリポーティングやイベンティング、アラーティングなどの作業を実行するという。
(John Fontana/Network World米国版)
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