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[米国]
アップル、「iPhone」のセキュリティ・アップデートを公開
SIMロック解除iPhoneも継続して利用可能?
(2007年09月28日)
米国アップルは9月27日、「iPhone」のセキュリティ・アップデート「Software Update Version 1.1.1」を公開した。この中には、Wi-Fi接続経由で「iTunes Music Store」から曲を購入できる新機能「iTunes Wi-Fi Music Store」の追加も含まれている。
総容量152MBに及ぶ今回のセキュリティ・アップデートは、10種類の脆弱性に対する修正パッチが包含されている。そのうち7種類は、iPhoneに搭載されている「Safari」ブラウザ関連、2種類がメール関連、1種類がBluetooth関連となっている。
特にBluetoothの脆弱性は、攻撃者が作成したService Discovery Protocol(SDP)パケットを、Bluetoothを通じて攻撃対象のiPhoneに送信することで、アプリケーションの強制終了や任意のコードを実行される可能性があったという。
だが、今回のセキュリティ・アップデートでいちばん注目されたのは、Software Update Version 1.1.1の適用によって、SIM(加入者識別モジュール)ロック解除された「改造iPhone」が利用できなくなるかどうかだ。
9月27日午後の時点で寄せられた報告によると、Software Update Version 1.1.1を適用した改造iPhoneは、一部のアプリケーションで不具合が発生するものの、完全に使用不能にはならなかったという。
アップルは今回のセキュリティ・アップデートから、修正パッチをインストール前に、以下のようなセキュリティ・メッセージを表示する方針を打ち出した。これは同社が9月24日に発表した、「iPhoneの改造は保証を無効にする」という姿勢を裏付けるものである。
警告:アップルは、インターネット経由で入手できる無許可のロック解除プログラムが、iPhoneのソフトウェアに修復不能な損傷を与える可能性があることを発見しました。iPhoneをこれらのソフトウェアで改造している場合、このソフトウェア・アップデートを行うことで、iPhoneは永久に使用不能になるおそれがあります。
一部のユーザーは、今回の修正パッチの適用によって、マネジメント・ツール「Installer.app」を利用してiPhoneに追加したサード・ベンダー製アプリケーションが利用できなくなったと報告している。
しかし、改造iPhoneの一部のユーザーは、修正パッチ適用後にデバイスをリストアしたり、AT&TのSIMを再挿入したりすれば、修正パッチ適用後もiPhoneを利用できたと報告している。
この報告が真実であれば、「改造iPhoneはセキュリティ・アップデートを適用できない危険なデバイスであり、近い将来、完全に使用不可能になる」というユーザーの懸念は、ひとまず払拭されたことになる。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
- 米国アップル
- http://www.apple.com/
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