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[世界]
アップル、“新型iMacフリーズ問題”の調査を開始
9月のiMac Software Update 1.1が原因か?
(2007年10月09日)
米国アップルは10月5日、今年8月に発売されたデスクトップ・コンピュータ「iMac」で頻繁にフリーズする不具合があることを認め、調査を開始したことを明らかにした。
アルミボディを採用したスタイリッシュな新型iMacだが、さまざまな条件下でフリーズすることが報告されている。アップルの公式サポート・フォーラム「アップル・サポートディスカッション」は、同問題についての投稿で埋め尽くされている。
複数のユーザーは、マウスやキーボードが反応しない、音楽が再生したまま停止しないといった問題を報告している。また、フリーズすると再起動を余儀なくされるが、再起動時にもモニタは点灯したままだという“珍現象”も報告されている。
「tekn0ph1sh」と名乗る投稿者は8月下旬、「(OSがフリーズしても)フリーズした時点で稼働しているソフトウェアはフリーズしない。例えば音楽を聞いていた場合は、フリーズ後も曲が再生されている」と問題を報告した。
ほかのユーザーからも、マウスのポインタは動くが何も選択できない、タブキーを使ったアプリケーションの選択が不可能、音量/照度調節キーが反応しない、CAPSロック・キーがついたり消えたりするなどの問題が報告されている。10月8日の時点で、同スレッドの投稿は300件を超えた。ただし、これらの投稿が急増したのは、10月になってからだ。
この問題の原因については、さまざまな憶測が流れているが、iMacに搭載されているATIテクノロジーズ製のグラフィック・カードとドライバに問題があるという説が有力だ。
アップルは数世代前のiMacから、グラフィック・カードをエヌビディア製品から主にATI製品に切り替えており、8月にリリースされた新iMacにも「ATI Radeon HD」シリーズが採用されている。
サポート・フォーラムに投稿した「Al Van Malsen」氏は、「断定はできないが、特定のゲームがATIのグラフィック・カードやドライバと何らかの衝突を起こすのではないか」と推測している。
なおこの件についてATIテクノロジーズの親会社である米国AMDにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
月刊「Macworld」に掲載されたアップル広報担当者の声明を読むと、アップルは9月13日に配布した「iMac Software Update 1.1」が原因である可能性が高いと考えているようだ。
「一部ユーザーの間で、iMac Software Update 1.1を適用したあとにiMacがフリーズし、再起動しないと復帰しないという現象が確認されている。現在アップルは、この不具合の根本的な原因を究明中であり、早急に修正パッチをリリースする予定だ」(アップル広報担当者)
アップル広報担当者が指摘しているiMac Software Update 1.1の内容は、「重大なバグの修正」としか説明されていない。サポート・フォーラムでも同アップデートの適用以降に問題が発生したとする書き込みも多く、アップデート以前の状態にリストアしたら、問題が解決したというユーザーもいる。一方でこの情報を疑問視する声もあり、原因ははっきりしていない。
なお修正パッチの配布は、今月末になる見通しだ。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
- 米国アップル
- http://www.apple.com/
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