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[米国]
仮想化技術の普及で、仮想化エキスパートへの求人が急増
幹部職クラスでは年収数十万ドルの好待遇も
(2008年05月26日)
サーバ仮想化技術の普及に伴い、仮想化技術に精通した技術者に対する求人が急増している。米国の技術系転職支援サイトDice.comでは、1年前には数百件だったVMwareの運用経験者への求人が、今年は1,500件にまで急増した。
Dice.comの親会社Dice Holdingsで、マーケティング/顧客サポート担当バイスプレジデントを務めるトム・シルバー(Tom Silver)氏は、「仮想化分野に対する求人は、これまでDice.comが扱ってきた中で最も伸びている。今後VMwareを運用した経験を持つ技術者に対する求人が、年率30〜40%増となっても驚かないだろう」と語った。
データセンターで仮想化技術の導入が進んだのは、システム管理者/技術者が仮想化技術を学び、積極的に導入しようと試みたからである。米国のIT市場調査会社Forrester Researchでアナリストを務めるロバート・ホワイトリー(Robert Whiteley)氏は、「システム管理者らが仮想化技術に関心を示さなければ、仮想化技術は普及しなかっただろう」と指摘した。
またWhiteley氏は、仮想化技術を本格的に導入する場合には、仮想化技術だけでなく、そのほかの専門知識も必要になると指摘した。
「仮想化サーバの導入率が本番サーバの10〜15%を超えると、ネットワーキングやストレージの専門知識も必要になる。また、仮想化技術はディザスタ・リカバリなど、より高度な用途にも利用されている。こうした用途では、監視やプランニングなどのスキルも要求される」(Whiteley氏)
Dice.comなどの転職支援サイトに掲載されている仮想化関連の求人の中には、「3〜5年の(仮想化技術)実務経験」を条件としているものもある。しかし、5年前には仮想化技術は珍しかった。また、VMwareに関するスキルがあることを条件にした、限定的な求人を行っている企業もある。ちなみに、こうした募集広告では、幹部職クラスで年収数十万ドルと記載したものも見られる。
先週、米国ラスベガスで開催されたForresterの自社コンファレンス「Forrester's IT Forum 2008」では、仮想化技術の導入に取り組む企業ユーザーが、外部の契約業者を利用したり、社内研修を行ったりしている事例が紹介された。
Whiteley氏は、「たとえ人材が不足しても、今後、仮想化の導入ペースが鈍化することはない」と指摘している。
(Patrick Thibodeau/Computerworld米国版)
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