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[国内]
シトリックス、Xenベースのサーバ/デスクトップ仮想化ソフトを国内で出荷開始

エンド・ツー・エンドの仮想化環境構築をサポート

(2008年06月23日)

 シトリックス・システムズ・ジャパンは6月23日、サーバ仮想化ソフトウェアの最新バージョン「Citrix XenServer 4.1」と、企業向けデスクトップ仮想化ソフトウェア「Citrix XenDesktop」を発表した。

 いずれも、同社が昨年8月に買収した米国XenSourceのサーバ仮想化ソフトウェアおよびXen仮想化エンジンをベースに開発され、同社のWebアプリケーション・デリバリ構想「Citrix Delivery Center」に基づき、包括的なエンド・ツー・エンドの仮想化ポートフォリオの構築を支援できるとしている。

 Citrix XenServer 4.1は、Xen仮想化エンジンを核に、企業のデータセンターに向けて包括的なサーバ仮想化機能を提供する製品。新版では、アプリケーション仮想化ソフトウェア「Citrix XenApp」(旧製品名:Citrix Presentation Server)に対する最適化、ストレージ製品との連携が強化されるなど、機能および利便性の向上が図られている。

 例えば、Citrix XenAppに対する最適化により、XenServer上でXenAppを稼働する際のスケーラビリティが向上。従来のバージョンや他社のサーバ仮想化ソリューションでは、物理サーバ上で稼働させる場合と比較して、XenAppを稼働させた際に40〜60%のオーバーヘッドが発生するのに対し、新版では、それをおよそ8%に抑えることができるという。また、XenServerとXenAppを組み合わせて利用することで、顧客は物理サーバの数を削減できるほか、柔軟なアプリケーション構成・再構成、アプリケーションのダウンタイムの排除、開発・テスト環境での利用の効率化が図れるとしている。

 また、新版から「Standard Edition」「Enterprise Edition」の上位エディションとして、仮想と物理の両サーバをダイナミックにプロビジョニングできる「Citrix XenServer Platinum Edition」が追加された。これにより、キャパシティ・オンデマンドが可能になり、災害復旧や事業継続性のためのプロビジョニングもダイナミックに管理できるようになるため、ITの応答性と俊敏性を高められるとしている。

 価格は、Standard Editionが15万3,000円から、Enterprise Editionが51万円から、Platinum Editionが85万円から。7月末からシトリックス認定の販売パートナーを通して受注開始される。

 一方のCitrix XenDesktopは、ICA(Independent Client Architecture)プロトコルに対応した既存の「Citrix Desktop Server」をベースに、Xen仮想化エンジンによる動作環境が加わった製品。デスクトップOSからアプリケーションを分離し、稼働時に新しいマスター・イメージを使ってそれらを個別にプロビジョニングする。

 デスクトップの仮想化を実現することで、例えば、情報漏洩防止、コンプライアンスの強化、モバイル・テレワークなどによる生産性の向上、クライアントの運用管理コストの削減が可能になるという。また、常に最新のWindows環境を全ユーザーに容易に提供でき、今まで互換性の問題から仮想化できなかったアプリケーションを仮想化してデリバリーすることも可能としている。

 Citrix XenDesktopには「Express Edition」「Standard Edition」「Advanced Edition」「Enterprise Edition」の4つのエディションがあり、その上位エディションであるEnterprise Editionには、アプリケーション仮想化で実績のある「XenApp for Virtual Desktops」機能が含まれる。

 価格は、Standard Editionが7万2,250円から、Advanced Editionが17万4,250円から、Enterprise Editionが25万9,250円からとなっている。Express Editionは最大10ユーザーに無償でダウンロード提供される。

(Computerworld.jp)




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