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[米国]
【VMworld 2008】
ヴイエムウェアのヘロッドCTO、次期主力製品に備わる新機能を“実演”
仮想マシンの可用性向上/動的管理/デスクトップ仮想化の3機能
(2008年09月18日)
米国ラスベガスで開催中の仮想化関連コンファレンス「VMworld 2008」(9月15日〜18日)。9月17日の基調講演には、米国VMwareのCTO(最高技術責任者)、スティーブン・ヘロッド(Stephen Herrod)氏が登壇し、CEOのポール・マリッツ(Paul Maritz)氏が前日に明らかにした仮想化ソフトウェア「VMware ESX」の後継製品「Virtual Datacenter Operating System(VDC-OS)」を構成する機能群について具体的な説明を行った。
山上朝之
Computerworld編集部
可用性のさらなる向上を追求した「VMware Fault Tolerance」
前日のマリッツCEOの説明(関連記事)によると、VDC-OSは、「Application vServices」「Infrastructure vServices」「Cloud vServices」「Management vServices」という4つの製品/技術要素と密接に関連する、新しいコンセプトに基づく製品となる。このうちのApplication vServices」に包含される新機能の1つに、フォルト・トレランス機能「VMware Fault Tolerance」がある。これまでVMwareは、仮想マシンの可用性を高める機能として「VMware HA」を提供してきた。VMware HAは、仮想マシンの稼働する物理サーバにシステム障害が起こった際に、その物理サーバ上で動作していた仮想マシンを自動的に起動し、障害による影響を極小化する機能だ。
VMware HAにより仮想マシンの可用性は高まるが、再起動時のダウンタイムは避けられない。そこでVMware Fault Toleranceでは、リアルタイムに、障害発生サーバとは別の物理サーバと同期することで、ダウンタイムを限りなくゼロに近づけている。「フォルト・トレランスには非常に高い可用性が求められるため、VMware Fault Toleranceは常に100%機能するようにしている」(ヘロッド氏)
ヘロッド氏が示したデモでは、スロット・ゲームのアプリケーションを動作させている最中の仮想マシンが走る物理サーバの電源をオフにしても、同期している別の物理サーバに瞬時にフェールオーバする様子が示された。VMware Fault Toleranceは現在のところテスト・バージョンだが、VMwareによると、Oracle製品やMicrosoft Exchangeなどの同期も可能という。(次ページに続く)
| 17日の基調講演に登壇した米国VMwareのCTO、スティーブン・ヘロッド氏が、次期主力製品のVDC-OSの“中身”を解説 |
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