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【解説】
グーグルのソーシャル仮想世界ツール「Lively」に寄せられた評判
ベータ版のWindowsのみの対応や安定性に不満。アニメ風デザインには賛否両論
(2008年07月10日)
Livelyは「SNSはマネタイズが困難」の説を打ち破れるか?
米国の調査会社Gartnerのバイスプレジデントで同社フェローのスティーブ・プレンティス(Steve Prentice)氏によると、SNSは最も予測が困難な市場であり、Livelyも成功を収められるかどうか判断するのはきわめて難しいという(関連記事)。「既存のプラットフォームからユーザーを引き離さなければならないが、これには常に困難がつきまとう。その正否は、機能よりも、鍵となるような人物の支持を得られるかどうかにかかっている」(Prentice氏)
Prentice氏は、Livelyについて、「IMVU」や「Habbo」など、同じような機能をサポートする既存のプラットフォームよりも、Facebookに対抗する手段という意味合いが強いと考えており、ディベロッパーの広範な支持を獲得するチャンスもあると見ている。
しかし、マネタイズ、すなわちLivelyを収益につなげるのはかなり難しそうだ。Prentice氏は、そもそも、一般にSNSから収益を得るのは困難なことであると指摘する。無料でなければ、ユーザーを集めることはできず、ユーザーに関する情報を販売するのも容易ではないからだ。それでも同氏は、「もしSNSから収益を得る企業があるとすれば、それはGoogleだろう」と語っている。
Googleらしからぬ(?)アニメ風デザイン
Lively発表直後から集まり始めたユーザーのコメントには、否定的なものと肯定的なものが入り混じっている。このプラットフォームがWindowsしかサポートしていない点については、主にMacユーザーから不満の声が寄せられている。また、ユーザー・インタフェースが垢抜けないといった批判や新たなプラットフォームの必要性に疑問を呈する声、Firefoxでの操作でクラッシュしたといった報告も上がっている。ただし、その一方で、Googleがいずれこの分野を支配することになるという意見や、アニメ風のグラフィックスを評価する意見もある。
| Livelyのアニメ風のグラフィックス・デザインに、ユーザーの反応は賛否両論だ |
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