【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : Web 2.0
- >
Web 2.0
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
マイクロソフト、複数の写真を基に3D画像を生成する「Photosynth」を一般公開
あたかもその場にいるような感覚で画像閲覧を楽しめる無料サービス
(2008年08月22日)
米国Microsoftは8月21日、複数のデジタル写真を自動的に合成して3D(3次元)画像を生成するオンライン・サービス「Photosynth」を一般向けに公開した。同サービスにより生成された3D画像は、回転させてさまざまな角度から見たり、ズームインして詳細を確認したりすることができる。
| Photosynth
|
Photosynthは、Microsoftの研究機関「Live Labs」と米国ワシントン大学の研究者が協力して開発した技術と、米国SeaDragon Softwareの買収により取得した技術を組み合わせて開発され、2006年7月からテクノロジー・プレビュー版として一般公開されていた。だが、システムにかかる負荷が大きく、多くのシステムではユーザーの体感速度が遅かったほか、少数の画像しか見ることができないうえ、ユーザー自身で画像を作成することもできなかった。
今回の公開版ではこうした難点が解消されていると、Live Labsのグループ・プロダクト・マネジャー、アレックス・デーリー(Alex Daley)氏は説明する。Photosynthは現在、コンピューティング作業の多くをユーザーのコンピュータ上でローカルに処理し、写真をMicrosoftのサーバにリモートで保存する仕組みになっている。この作業分割により、ユーザーの体感速度が大幅に速くなったという。
Photosynth技術の一部は、Live Labsのグループ・マネジャー、デビッド・ゲダイ(David Gedye)氏が開発した。ちなみに同氏は、地球外文明探査プロジェクト「SETI@home」の創設者である。
Microsoftは「Photosynth.com」サイトを開設しており、だれでもこのサイトで、ほかの人が作った画像を見たり、自分で画像を作成したりすることが可能となっている。作成プロセスはシンプルだが、写真枚数に応じて少し時間がかかるもようだ。ユーザーが自分のコンピュータ内の一連の写真を選択し、アップロードすると、Photosynth技術が写真を1つの画像に合成するために、画像の共通要素を調べる。
なお、Photosynthを使用するには、約8MBの容量のソフトウェアをダウンロードする必要がある。
Microsoftは今後、Photosynth.comのコミュニティ共有機能を強化する計画だ。現在、画像はすべて公開されており、だれでもコメントを付けることができる。Microsoftは今後、ユーザーがコミュニティを作り、公開相手をそのメンバーに限定できるようにする可能性がある。また、Photosynth.comのトップページに表示されている画像は、現在、Microsoftが選択しているが、今後は人気のある画像が紹介されるようになるかもしれない。
Photosynthで作った3D画像は、他のWebサイトに埋め込んだり、画像へのリンクを電子メールで送ったりすることができる。また、Photosynthで作った画像は、著作権を表記してCreative Commonsライセンスで保護できるほか、パブリック・ドメインとすることも可能だ。さらに、不適切と判断した画像にはフラグを付けることができ、それを受けてMicrosoftがそれらの削除を検討する仕組みになっている。
Photosynth.comでは、National Geographicの協力で提供された画像など、すでに多数の画像が見られるようになっている。
(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)
[国内]【第16回産業用バーチャル リアリティ展】バーチャル・リアリティ最新事情――加速する産業応用

日産幹部、VRを駆使した自動車デザインの現場を語る
【解説】「GPUコンピューティング」の可能性――高速汎用計算に挑む


GPUの汎用的な計算処理への応用で、ベクトル型HPC市場を切り開くか
[米国]【CES 2008】【Videoニュース】動画で見る、CES 2008の注目・最先端テクノロジー


世界最大規模の家電見本市で示された「コンピューティング・ライフの未来」
「Web 2.0 Summit」で語られたコンピューティングの未来


イノベーション創出のため、Web 2.0を製品戦略に取り入れるベンダー各社


























