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SOA

[米国] 【PIALP調査】
「タギング」に励むインターネット・ユーザーは約3割

“タガー”の平均像は「40歳以下で、高学歴かつ高収入」

(2007年02月02日)

 “Web 2.0”とソーシャル・コンピューティング時代の象徴的活動と言えるのが「タギング(タグ付け)」である。米国の非営利団体が発表した調査リポートによると、米国のインターネット・ユーザーの3割弱が、ニュース記事やビデオ・クリップなどのコンテンツにタギングを行っている。

 この調査は、米国の非営利団体ピュー・インターネット&アメリカン・ライフ・プロジェクト(以下、PIALP)が昨年12月に実施した。調査対象は米国在住の成人で、有効回答数は1,623だった。

 1月31日に発表された調査リポートによると、インターネット上のブログ・エントリや写真、ビデオ・クリップ、ニュース記事などにタギングを行っていると回答したのは28%で、そのうちの7%はタギングを毎日行っていると回答している。

 また、「タガー(タギングをする人)」の多くは40歳以下で、教育のレベルが高く、収入も比較的多い。ただし、性別については、特に男性が多いといった傾向は見られなかった。

 日ごろからslashdot.orgなどのニュース記事をタギングしているロサンゼルス在住のジャステン・ディール氏は、電子メールでのインタビューで、タギングはコンテンツの整理と発見に貢献すると述べている。

 「現在、特にブロゴスフィア(blogosphere:ブログの集まり、ブロガーたちの世界)では、コンテンツが山のように堆積している。そうしたコンテンツを、より意味のあるものに変えていくのがタギングだ。タギングにより、ブロガーだけでなく、一般の人にとっても、ブロゴスフィアでの検索がずっと簡単になり、はるかに便利なものになると思う」(ディール氏)

 タギングは、関心のあるオンライン・コンテンツを整理して他人と共有する機会を人々に与え、Web上で有益なものを発見するという永遠の課題を解決に導く手段となりうる。PIALPは調査リポートの中で、「タギングは、いわば『検索』の次のフェーズであり、Webコンテンツをマーキングして保存する手段」と述べている。

 タギングに関する調査をPIALPが実施したのは今回が初めてだったため、タギングがどの程度のペースで定着しつつあるのかを示す数値データは今のところない。しかし、flickr.comやdel.icio.usといったサイトの人気が高いのは、タギングという行為が広く浸透しつつあることの表れだと、同リポートには記されている。

 米国のコンサルティング会社ハースト・アソシエーツの社長、ジル・ハーストウォール氏は、タギングを非常に便利で有益だと考えるユーザーの1人だ。同氏は、今回の調査リポートに示された28%という数字を「現実に近い」と評価する。「裏を返せば、タギングの目的を理解していない人や、タギングという言葉すら知らない人が7割以上いるということだ。多くの人は、タギングがユーザー・フレンドリーであることを理解していない」と、同氏は電話インタビューで語った。

 PIALPの調査リポートによると、一般の人々の間でもタギングが定着する傾向にあるという。グーグルやヤフーなどの大手インターネット・プレーヤーが、Webメールや検索、写真/ビデオ共有、ソーシャル・ブックマーキングなどのサービスでタギング機能を提供していることも、これに一役買っている。そうしたタギング機能は次第に簡略化されつつあることから、将来的には大多数の人がタギングを受け入れると、同リポートでは述べている。

(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)




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