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[米国]
【ピュー調査】
Web 2.0人気にもかかわらず、利用はまだ限定的
「ほとんど活用していない」とするユーザーが半数近くを占める
(2007年05月08日)
米国民の4人に1人が先進的なモバイル技術やWeb 2.0サイトを利用しているものの、半数近くがどちらもほとんど活用していないことが、5月7日に発表された調査報告から明らかになった。
米国ピュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクトの報告によれば、調査対象となった米国人成人の23%が、同団体がICT(Information and Communication Technologies)と呼ぶテクノロジーを日常的に使用しているという。
ピューは、ICTという用語について、双方向機能を持つWebサイトや、映像再生、写真共有、テキスト・メッセージ送信などが可能な多機能電話を指すと説明している。
調査対象者のうち8%はICTを頻繁に利用しているものの、49%はたまにしか使用しておらず、「電子機器の使用に何らかの不満を感じている者も多い」と、ピューは指摘する。
今回の調査は、最も新しい世代の携帯デバイスや、ユーザーがコンテンツを生成するいわゆるWeb 2.0サイトの影響力を計測するために実施された。Web 2.0サイトの代表例としては、個人ユーザーがオンライン上で映像を公開できる「YouTube.com」や、自分のプロフィールを公開して友人との交流を図る「MySpace.com」などが挙げられる。
ピューの報告書は一般の利用者を3つの大きなグループに分類し、その下にさらに細分化した10のカテゴリを設けている。3つのグループとは、ICTをよく利用する上級ユーザー、利用する頻度が高くなりつつある中級ユーザー、デバイスなどをほとんど所有していない初級ユーザーであり、全体に占める割合はそれぞれ31%、20%、49%だった。
ICTのヘビー・ユーザーである上級グループのうち8%は、報告書の中で「知識追求派(Omnivores)」と呼ばれており、通話をするのと同じように携帯電話で写真を撮影し、音楽を聴き、映像を視聴している。
さらにこのカテゴリに入るユーザーは、「オンライン上で映像を公開する」「ニュースグループにコメントを投稿する」「個人もしくは第三者のWebサイトを作成もしくは運営する」「ブログを付ける」といった相応の技術スキルがなければできない行為を、1種類以上経験しているケースが多いという。
知識追求派を構成する層はすべての技術ユーザーの中で最も若く、平均年齢は28歳だった。また、彼らの70%が男性で、64%は白人であることも明らかにされた。
中級ユーザーの10%は、携帯電話を多機能ツールとしてとらえている「モバイル志向派(Mobile Centric)」だ。彼らもインターネットを利用するが、知識追求派ほど頻度は高くない。
中級ユーザーのほかの10%は、携帯電話やその他のICTデバイスを持ってはいるが、使用に際して抵抗感も感じているという意味を込め、みずからを「消極的モバイル派(Connected but Hassled)」と申告した。
一方、初級グループの8%は「不慣れな試行派(Inexperienced Experimenters)」とされ、操作などに習熟する時間さえ確保できれば、現在所有しているコミュニケーション技術をもっと頻繁に活用するだろうと予想されている層だ。
同グループの11%はインターネットもしくは携帯電話ネットワークに接続可能な状態にあるが、使う機会はあまり多くない。ほかの15%に至っては、テレビとラジオと新聞さえあれば十分だと考えている。このグループの平均年齢は64歳だった。
同報告書は、ピューのWebサイト上で閲覧できる。
(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国ピュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクト
- http://www.pewinternet.org/
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