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Web 2.0

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SOA

[米国]
HP、通信事業者向けのサービス配信プラットフォームでSOAを活用

通信資産をWebサービス化して運用・管理

(2007年11月08日)

 米国ヒューレット・パッカード(HP)は11月7日、無線サービスを提供する通信事業者向けのサービス配信プラットフォーム新版「Service Delivery Platform(SDP)2.0」を発表した。

 SDP 2.0は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を活用した通信サービス・プラットフォーム製品。ガバナンスとマネジメントの機能を備えるほか、統一したリソース・レイヤを持つ。通信事業者は、SDP 2.0により、通信/Webと音楽やビデオなどを融合したサービスと、コンテンツ配信をパーソナライズするビジネス・サービスを提供できる。

 HPのコミュニケーション/メディア/エンターテインメント・グループ担当ディレクター、ピーター・ドラグナス氏は、提供するサービスの管理に手間がかかっている現状を指摘する。「通信事業者の悩みは、提供しているサービスの多くがサードパーティ製だという点だ。彼らは、膨大な量のサービスを管理しなければならない」

 SDP 2.0は、通信の資産をWebサービス化し、インターネットを介してサードパーティに届ける。SDP 2.0にはその際のポリシーを決めるためのガバナンスが組み込まれている。

 「特定の企業や業界に加え、他の分野にもSOAへの移行ソリューションを提供する良い機会だ」と、HPのSOA担当チーフ・エバンジェリスト、デビッド・バトラー氏はSDP 2.0に期待を寄せている。SDP 2.0は今のところ無線サービス・プロバイダー向けだが、将来的には金融サービスやサプライチェーン・マネジメントなどの分野まで視野に入れているようだ。

 米国ヤンキー・グループのアナリスト、ブライアン・パートライド氏はSDP 2.0を、ITと通信ネットワークを融合するツール・セットと見なしている。

 「HPがSDP 2.0にSOAのテスト・ツールを組み込んだ点は高く評価したい。HPのSOAテスト・ツールと、サイロ内の情報にシングルポイントからアクセスできるようにするVIP(Virtual Identity and Profile)Brokerは、SDP 2.0の画期的な特徴と言ってよい」(パートライド氏)

 SDP 2.0には、サービス・レベル・コントロール機能やアイデンティティ・マネジメント機能も搭載されている。また、無線/有線サービスとその基盤ネットワーク間の統合インタフェースも用意されている。

 SDP 2.0を使えば、アイデンティティ・マネジメント、ユーザー・プロファイル情報の仮想化制御、そしてロケーションやプリファレンス、Webコミュニティへの参加状況などのコンテキスト情報を共有できるSOAメカニズムを提供できるようになる。

 SDP 2.0で拡張された機能は次のとおり。

・「HP SOA Systinet」サービス・レジストリ(旧称「Mercury Systinet」)を採用したサービス定義フレームワーク「HP Third-party Framework」、およびWebサービスのポリシーを施行するための「HP SOA Manager」。ライフサイクル・ガバナンスとセキュリティ機能のための「HP Select Access」アイデンティティ・マネージャも用意されている。

・サービス・サイロに格納されている顧客情報に対し、仮想化されたシングルポイント・アクセスとコントロールを提供するVIP Broker。

・「HP Service Test」と「HP Service Test Manager」ソフトを通して提供されているテスト・ツール。これらは以前、マーキュリー・インタラクティブの技術だった。

・ネットワーク全体を把握し、ネットワークとサービスを運用管理するためのOSS(Operations Support System)アダプタ。コンソールの一元化により、管理者はSLA(Service Level Agreement)の順守状況を容易に確認できる。

・現在の通信環境を「Internet Protocol Multi-Media Subsystem」と「Internet Protocol Television」に橋渡しする、「HP OpenCall」ソフトウェアなどのサービス・イネーブラ。

(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)




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