【 ここから本文 】

[特集]Windows 7

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


[特集]Windows 7

[国内] 【インタビュー】
Windows 7、3つの疑問点を開発責任者に直撃

64ビット版に移行すべき? セキュリティ対策やWindows Updateの新機能は?

(2009年06月15日)

 今年7月後半のRTM(製造工程向けリリース)に向け、着々と開発の進むWindows 7。ここでは、米国MicrosoftでWindows Core Operating System部門の責任者を務め、Windows 7の内部アーキテクチャの開発を統括するジョン・デバーン(Jon DeVaan)上席副社長へのインタビューのもようをお届けする。

元麻布春男/ライター

※本インタビューは、Windows 7の概要の発表直後である2008年11月に行われたものです。

Windows 7の内部アーキテクチャの開発を統括する米国Microsoftのジョン・デバーン上席副社長(Windows Core Operating System部門担当)
──64ビット版Windowsへの移行は促すのか

 最初に聞いたのは、64ビット版Windowsへの移行についてだ。Windows 7には、64ビット版への移行を促す何らかの機能は盛り込まれるのだろうか。

 この問いに対してデバーン氏の答えは、「64ビット版と32ビット版のWindows 7で、Windows Vistaよりも明らかな機能差を設けることは考えていません。将来的に64ビット版が進むべき道なのは明らかですが、どちらを選ぶかはユーザーの選択であり、あるいはメモリの価格など市場の情勢に委ねられています」というものだった。

 マーケティング的な部分で64ビット版への移行を促す施策(これはデバーン氏の管轄ではない)を行う可能性はあるものの、OSとしての機能的、性能的な部分で、64ビット版への移行を強要するつもりはないようだ。

──セキュリティソフトは標準搭載するか

 このインタビューの当日(2008年11月中旬)、マイクロソフトはコンシューマー向けのセキュリティ事業である「Windows Live OneCare」を2009年6月で終了し、マルウェア対策に目的を絞ったツール(開発コード名“Morro”)を無償で提供していくと発表した(関連記事)。この“Morro”が、Windows 7に最初から組み込まれる可能性はあるのだろうか。

 「ウイルス対策ソフトは、われわれWindows Core Operating System部門が担当するものではありません。そういう意味では、マイクロソフトのWindows Live OneCareといえども、サードパーティ製のセキュリティソフトと同じ扱いです。現時点で特定のセキュリティソフトを組み込んだかたちで、Windows 7をリリースする予定はありません」(デバーン氏)。

 実は、この時点でデバーン氏は、Live OneCare事業からの撤退を知らなかった。ほかの事業部の発表であることを考えれば不思議ではないが、このことからもセキュリティ事業とOS事業が明確に分離されていることはまちがいない。

 EU諸国をはじめ、WindowsにWebブラウザやメディアプレーヤをバンドルすることを違法としている国は少なくない。それを考えても、Live OneCare事業を停止するからといって、最初からWindows 7に無償のアンチウイルスソフトを添付するということにはならないのだろう。

 ただ、ウイルスやマルウェアに対して無防備なPCをゼロにするという観点から言えば、Windowsが最初からセキュリティソフトを備えているほうが望ましいことも確かだ。この辺りの判断は難しいところである。

──Windows Updateは今よりもっと“賢く”なるか

 Windows 7では、ユーザーの選択に委ねられる部分が大幅に増える。では、推奨設定に従うと、問答無用でPCを再起動されてしまうことのあるWindows Updateについてはどうなのだろうか。ほとんどのユーザーは、外出先などでバッテリや(従量課金で帯域も制限される)携帯電話回線を使っている際に、Service Packのダウンロードを始めたくはないはずだ。

 この点について、デバーン氏からは「バッテリ動作中にWindows Updateを実施するかどうかの選択については、設定項目の1つとしてすでに検討しています。設定項目に接続中のネットワークの帯域(回線速度)を加えることについても考えたい」という前向きな答えが返ってきた。Windows Updateが、よりインテリジェントなものになるよう期待したいところだ。

(Windows Server World)



▲ページの先頭へ戻る


MS_can_to0403

Enterprise Client Strategy 2010

【戦略的なクライアント管理でTCOの削減を――「Enterprise Client Strategy 2010」レポート

各セッションの講演レポート公開中!

Computerworld Special

シンプルな運用管理が仮想化環境リソースを最大活用に導く

仮想化からクラウドまで、シームレスな運用管理を実現

仮想化環境だからこそ求められる高可用性 CLUSTERPROなら停止要因の約90%に対処可能

複雑化する仮想化環境の課題に対する“最適解”

進化するビジネス・モバイル

トレンド最前線

注目されるビジネス・モバイルPCの市場動向を探る

WiMAX搭載モバイルPCの実力

モバイルWiMAXを取り巻くワイヤレス・ネットワーク環境の現状

インテル vProテクノロジーで実現する“鉄壁ビジネス・モバイル”

モバイルPCが抱えるセキュリティの課題とは

最新モバイルPCとWindows 7で実現するビジネスの堅牢性

Windows 7 Enterpriseが提供する企業向け機能を徹底紹介

注目のホワイトペーパー

NEC

仮想化環境の現状と課題――求められるのは高可用性

仮想化環境でも業務システムを止めないために

株式会社テリロジー/Infoblox株式会社

運用管理コスト削減の落とし穴

IPアドレス管理の自動化により、システムの質を維持しながらコスト削減を実施

クオリティ株式会社

PC管理にかかわる課題を全方位的に解決する「QAW」

資産管理とともにセキュリティ統制の自動化を実現

クオリティ株式会社

グリーンITの効果を高めるカギは「PCの電源管理」

企業のIT機器が排出するCO2の40%がPCとモニターから発生

クオリティ株式会社

ソフトウェアの違法コピーがはらむリスクを理解する

発覚後の和解金が1億円に上ったという実例も

Editors Watch

仮想化の“真実”

最新トレンドから実践情報、課題まで、IT基盤を支える最新テクノロジーを徹底解説


Windows 7 解説

【解説】Windows 7を推奨する4つの理由、敬遠する4つの理由

新OSへの移行は、最良の経験にも最悪の経験にもなりうる

【連載】Windows XP→7快適移住計画

インストール前の準備から各種設定の移行まで、導入のノウハウを紹介!

【連載】Windows 7の“コンパネ”を極める!

コントロールパネルから見るWindows 7の新機能

【連載】Windows 7研究

ホームユーザー向け&企業向けのポイントを完全解説!

【連載】Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ!

手軽にOSテストもできるVHDってナンだ!?

マイクロソフトITプロ 情報カレンダー

ようこそWindows 7への扉へ

Windows Server 特集

【連載】 仮想化の教室

仮想化技術のすべてをここで学べる!

【解説】 Server Core 運用管理マニュアル

コマンドラインでサクサク&ラクラク管理

【解説】 Windows Server 2008 R2 「キーテクノロジー」

“7つ”の最新機能にフォーカス!

Windows Server 特集はこちら

Weekly Ranking

集計期間:03/13〜03/19


ネットブック

ギガバイトがWindows 7採用ネットブックを発表――今夏出荷予定

同社初のCULVプロセッサ搭載マシンにもWindows 7を採用

愛憎入り交じるマイクロソフトのネットブックへの思い

ネットブックが売れるほど、シェアは上がるが売上高は減るというジレンマ

【調査】ネットブックのOS、96%はWindows

「ユーザーはLinuxでは満足できない」とマイクロソフト


Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国