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[特集]Windows 7
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【Windows 7研究 企業編2】
Aeroも使える!Windows 7の新リモートデスクトップ
企業での導入メリットはズバリこれだ!
(2009年07月22日)
Windows 7は、企業向けのさまざまな新機能を備えている。これらの機能は、現在多くのシステム管理者が抱えている課題や問題点を解決するための“最適解”となるはずだ。今回は、新しくなったリモートデスクトップについて紹介する。
元麻布春男/山市良
※本連載は、RC版のWindows 7を基に執筆したものです。紹介する機能や画面などは、正式リリース時に変更される可能性があることをご了承ください。
「RDP 7.0」でリモートからAeroを使う
Windows 7のリモートデスクトップ接続や、Windows Server 2008 R2のリモートデスクトップサービス(旧称は「ターミナルサービス」だが、R2から名称が変更される)では、リモートデスクトッププロトコル(RDP)の最新バージョンである「RDP 7.0」が採用される。
RDP 7.0では、グラフィックス処理の一部やマルチメディアの再生をリモートデスクトップ接続を実行したクライアント側のGPUやCPUで行う。従来のRDPのようにリモートから圧縮した画面データ(やその差分)を受け取るのではなく、リモートからの描画/再生の指示に基づいて、手元のPCのハードウェアでそれらを処理する仕組みだ。
これにより、リモートデスクトップ接続時の描画をスムーズに行えるだけでなく、高品質な動画の実行時もネットワークに大きな負荷をかけずに済む。また、従来のRDPでは再現できなかったAeroの各種の視覚効果(フリップ3DやAero Peekなど)についても、すべてリモートデスクトップ接続経由で利用可能になる(画面1)。
| 画面1● Windows 7からリモートのWindows 7にリモートデスクトップ接続したところ。Aeroの視覚効果が有効になっている |
このほか、RDP 7.0では、従来は音声の出力のみに対応していたオーディオ機能で、クライアント側のローカルデバイスを使用した入力、録音を新たにサポートする。
RDP 7.0でのビデオ/オーディオ機能の強化は、仮想化環境をリモートから利用する際にも効果を発揮する。仮想マシンの場合、レガシーな(古いが安定した)デバイスをエミュレートしているため、通常はAeroの各種視覚効果を再現できない。しかし、RDP 7.0のリモートデスクトップ接続経由でその仮想マシンに接続した場合は、(ローカルのデバイスが使われるために)物理PCと同じ高品質なビデオ/オーディオ環境を利用できるのだ。
なお、残念ながら、RDP 7.0は今のところ、Windows 7とWindows Server 2008 R2にしか対応していない。Windows VistaやWindows XP向けのRDP 7.0が今後提供されるかどうかは不明だ。
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