【 ここから本文 】
[特集]Windows 7
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[世界]
「Windows 7」のアクティベーション回避法が発見される
海賊版を巡るマイクロソフトとハッカーの戦いは新たな段階へ
(2009年11月18日)
米国のニュース・サイト「My Digital Life」に掲載された記事によると、発売されたばかりの「Windows 7」において、アクティベーションを不正に回避する手法が発見されたという。
| My Digital Lifeによれば、Windows 7に対応したアクティベーション回避ツールが、早くも複数登場しているという(「My Digital Life」より) |
アクティベーションは、ユーザーが正当なライセンスを持っていることを確認し、海賊版ソフトウェアの使用を防ぐための重要なプロセスだ。Windows 7でも、ユーザーはプロダクト・キーを入力してアクティベーションを行う必要がある。だが、ハッカーたちはこれを回避する方法をすでに編み出しているという。
Microsoft側もこの事実を把握しており、同社の広報担当者は11月16日、「対応策を講じつつある」と語った。
My Digital Lifeの記事によると、「RemoveWAT」と「Chew-WGA」と呼ばれる2種類のユーティリティを使うことで、アクティベーション機能を停止したり、取り除いたりすることができるという。海賊行為の防止のため、Windows 7では海賊版ソフトを起動すると画面にメッセージなどが表示されるようになっているが、これらのユーティリティを使うと適正にアクティベーションが完了したものと認識され、メッセージが表示されなくなるという。
2年ほど前に「Windows Vista」をリリースした際、Microsoftは海賊版ソフトに対する警告機能を大幅に変更し、その後「Windows XP」にも同様の機能を組み込んだ。これらのOSで海賊版を利用しようとすると、黒い背景画面の上に「正規版ではない」旨の警告メッセージが表示される。
さらにMicrosoftでは、Windows Update機能を通じてアクティベーション・プロセスを強化してきた。2008年には、アクティべーション回避機能を検知するコードをVista Service Pack 1(SP1)に組み込んでいる。また、2009年2月にも、Vista Ultimateエディションに発見されたアクティベーション回避方法に対処するコードをリリースしている。
My Digital Lifeの記事は、Windows 7でも同様の対策が講じられるだろうとの見通しを示している。「今回のアクティベーション回避法は、アクティベーション・コンポーネントを削除したり、パッチを当てたりする。多くのシステム・ファイルに変更が加えられるため、Microsoft側でもその検知や対策は容易だろう。Windows 7/Server 2008 R2の次のアップデート、あるいはSP1アップデートで対策が講じられるはずだ」(同記事より)。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
- 関連キーワード
- プラットフォーム|Microsoftウォッチ|Windows 7
[米国]海賊版Windowsの対策プログラムを巡り、マイクロソフトが異議申立
訴えの内容は、まったくの作り話だと主張
[世界]マイクロソフト、無料セキュリティ・ツールで海賊版OSチェックを実施

海賊版Windowsには「Security Essentials」をインストールさせない措置
[米国]海賊行為のターゲットはVistaよりもXP──米マイクロソフト

海賊版Windowsの販売・利用を防止するキャンペーン「Global Anti-Piracy Day」を開始
[米国]マイクロソフト、海賊版Windowsの危険性を指摘する調査リポートを公表

あらためて海賊行為撲滅を訴え
[世界]マイクロソフト、Officeの海賊版に警告を送る試験プログラムを開始へ

まずはチリ、イタリア、スペイン、トルコで開始し、全世界への適用を検討
![[特集]Windows 7](http://www.computerworld.jp/channel/200906_windows7/topics_windows7.jpg)



















